
水槽の水が白く濁ってしまう原因と対処法
メダカ水槽の水が濁った。
新しく水槽を用意して、しばらく経つと水が白く濁ることがあります。
水槽の中で栄養のバランスが崩れているからです。
原因として考えられるのは、だいたい3つ。
・新しく立ち上げたばかりの水槽で、濾過が十分機能していない。
・餌の与えすぎで、急激に不栄養になった。
・大量に水換えをしたせいで、水質が変化した。
これらにに心当りがないでしょうか?
水が白く濁らないような飼育をするのがいいんですが、
なってしまったら対応が必要です。
新しく立ち上げたばかりの水槽で、
濾過が十分機能していない場合の白濁りの対応について書きます。
・水槽に栄養(餌など)を入れない。
・底に糞や餌が溜まっていたら、取り出す。
・エアレーションをする。
・濾過が設置してあれば、念の為に活性炭をいれる。
スポンサードリンク
生物濾過がまだ十分に働いていないときに、
餌やメダカの糞のに含まれる栄養(窒素分)を分解しきれず、
余計な細菌が増えてしまい細菌で白く濁る状態です。
水槽の中に栄養が余っているので、余計な細菌が増えて水を濁らせるんですね。
だから、水槽の中の余分な栄養を減らすようにします。
まずは餌を入れない。そして底にゴミがたまていたら掃除。
掃除と同時に、少しだけ水換え(1/5程度)をして、水槽から余分な栄養分を取り出します。
この場合の白い濁りは細菌が異常に増えた状態なので、
大量の細菌が酸素を使ってしまい、水槽内が酸欠になってきますから、
エアレーションで空気を送り込みましょう。
ついでに投げ込み式フィルターや、スポンジフィルターなどの、
エアリフト式フィルターを設置できるとなおいいです。
小さい水槽で強くエアレーションすると、水がぐるぐる回ってしまうので、
三叉弁などを使ってエアーを逃し、エアーを送る量を少なくしてください。
すでに濾過を設置してある水槽なら、活性炭を入れておくと
急激なアンモニア濃度の上昇を押さえられるので、安心です。
この状態で、我慢します。
慌てて、いろんな添加物を入れないでください。
翌日以降、少しずつ水換えをします。
急激に水質を換えないように、1/5程度にしておきましょう。
白い濁りが薄くなってきたら、水換えをやめて様子をみていきます。
白い濁りは水槽の中の栄養バランスが崩れていることが原因のことが多いので、
水槽の中から栄養分が減るまで待つ、生物濾過が安定するまで待つのが、
正しい対応の仕方です。
慌てていろんな添加物を入れて、栄養分を増やしたり、
大量に水換えをして水質を不安定にしたりしないようにしてください。
スポンサードリンク
