
室内飼育のメダカに無理に越冬をさせない
室内飼育という環境は、メダカにとって特殊なので、
無理に越冬をさせようとしてはいけません。
ヒーターで加温して冬を過ごすほうが楽に飼育できますし、
メダカの負担も軽くて済みます。
メダカは多年魚で何年か生きるので、自然界では当然越冬します。
流れの緩い水の底で、
ほとんど餌を食べずに暖かくなるのを待っています。
水温の変化は小さく、冷たい水の中でメダカは越冬しています。
室内の飼育では、メダカが越冬しようとしても、
十分に水温が下がらないので、うまく越冬できなくなります。
また室内は暖房が使われるので、昼と夜の温度差が大きくなるので、
メダカの越冬の妨げになります。
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小容量の小さな水槽だと、室内の温度変化の影響を受け、
水温が上下して、温度差を作る原因になります。
一般的に使われるガラス水槽が、熱を伝えやすい(熱を逃がしやすい)ことも、
温度差が出来てしまう要因になります。
室内で温度差を小さくして、メダカが越冬するための水温を保つのは、
かなり意識して水槽の設置場所を考えないと、難しいんです。
室内飼育の場合は、普通は鑑賞(観察)目的で飼育していると思うので、
人が見れる場所に置いてあることがほとんどでしょう。
メダカ水槽の水温が、室温に影響されやすい状態になっています。
室内でメダカが越冬するための環境を作るのは、なかなか難しいと思うので、
15℃〜20℃設定くらいのヒーターを入れて水温を保ち、
メダカが越冬しないように、飼育、管理するほうがいいでしょう。
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