
稚魚の育て方A
みなさんは、メダカの稚魚を育てたことがありますか。
育ててみると分かりますが、全部の稚魚を育て上げることはなかなかできません。
日に日にメダカは減っていき、最終的に親メダカになるのは数匹というケースがほとんどです。
どうしたらできる限り多くのメダカの稚魚を親メダカへ育てることができるのでしょうか。
プロやベテランでも稚魚の生存率は8、9割といわれてます。
ですから、全てを成魚まで育成するのは難しいです。
しかし、あまり慣れていない方でも、飼育環境さえ維持できていればそれに近くか
少なくても半数以上は簡単に残す事が出来ます。
ここではそのポイントをお教えします。
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まずは、ろ過器やエアレーションなどの水流があると
稚魚メダカの生存率はかなり下がってしまいます。
稚魚育成では「器具なし」飼育が大前提であることを頭に入れてください。
そして、メダカのふ化後のエサやりですが、一番大切なのはふ化後2週間の時期に
しっかりとエサを与えることです。
この時期は常にたらふく食べさせるつもりで与えることです。
そして2週間ほど経つとメダカの稚魚の泳ぎはしっかりしてきますので
この時点で広い容器に移動させます。
ここからはとにかく広ければ広いほど良く
メダカの稚魚の飼育密度が低いほど生存率は高くなります。
それからしばらくすると、同時期に生まれたメダカの稚魚は必ず成長差が出てきます。
ここでサイズ別に大きさをある程度揃えて分けて、飼育してあげることが大切です。
これをしないと、小さい稚魚はいつまでも大きくなれず
ストレスから日に日に弱って数が減る原因になってしまいます。
そして最終的には大きくて強い子ばかりしか残らず
成魚になってみたら数匹ということになります。
以上のことに気をつけてしっかり育てましょう。
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